こんにちは、だんだんと暑い夏の足音が聞こえてきました。
僕にとって暑い夏に欠かせないものはキンキンに冷えたコーラなのです。
しかーしダイエット中の身において気になるのはカロリーです。
最近、カロリーオフの飲み物をとるように心がけているのですがそこで登場するのは甘味料!!
最近、食品添加物として欠かせなくなっている甘味料ですが、その正体は何なのか、危険性はないのか、ダイエットにはどんな影響があるのかまとめました。
甘味料とは

甘味料とは近年砂糖の代替品として多く使われている強い甘味を持った物質です。甘味料は大きく分けて2種類あります。
糖質系甘味料
炭水化物由来の甘味料であり、通常の砂糖なども糖質系甘味料に分類されます。
通常の砂糖の他にはデンプン由来の甘味料、その他の糖質、糖アルコール由来のものがあります。
代表的なもの
・デンプン由来の糖
ブドウ糖やイソマルトオリゴ糖、トレハロース
・その他の糖
フラクトオリゴ糖、乳糖、大豆オリゴ糖、ラフィロース
・糖アルコール
ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、還元水あめ
非糖質系甘味料
非糖質系甘味料は炭水化物を原料としない甘味料です。糖質系甘味料と比較して、かなり低カロリーであり、甘さは数百倍といった利点があります。
種類としては天然甘味料と人工甘味料に分けられます。
代表的なもの
天然甘味料
ステビア、甘草(グリチルリチン)
人工甘味料
サッカリン、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース
おもにダイエット等を目的とした低カロリー飲料・食品には非糖質系甘味料の中の人工甘味料が砂糖の代わりに多く含まれています。
また一般の食品にも甘味料は製造過程における熱などによって変質することがないので砂糖の代わりに用いられています。
甘味料の危険性

甘味料の甘さは砂糖の甘さに比較にならないほど強いです。
スクラロースは約600倍前後、アスパルテームは200倍前後など甘さを持っているために、
甘味料を過剰に摂取しすぎるとその甘さに慣れてしまい、普通の砂糖や果物などでは満足できないようになってしまう危険性があります。
また甘味料の代謝産物が神経に影響を及ぼし、中毒症状を引き起こすとも指摘されています。
また神経系への影響によって、精神疾患や血管系疾患のリスクが高まるという研究結果もあります。
しかしながら甘味料が深刻な健康被害を及ぼすのかには議論があり、甘味料を多量に摂取する人はもともと食べ過ぎなどによる太り気味の人が多く、これらの病気が甘味料によるものなのか、その人の不健康な生活によるものなのか判別がつかないなどの批判もあります。
また動物実験などによる実験は通常摂取するとは思えない量を与えた結果のものもありますので、実際のところ現代の食生活にどの程度影響するのかは不明です。
そういった背景からも過剰に甘味料を恐れて忌嫌う必要はありません。
食べ過ぎは体に毒ですので、カロリー0だからといっていくらでも食べてもいいというわけではなく、通常の食事の範疇で摂取すべきです。
普段摂取している塩やカフェインだって多量に摂取すれば死に至ります。
まとめ
カロリーオフ系の売られているものの多くに甘味料が含まれている。
甘味料はその健康被害が指摘されているが、一方でそれに対して批判もある。
カロリーが低いからといってバカ食いせず、通常の食品と同じように節度を持って食べるべき。